地域のキーマンインタビュー 第1話

あたごプラザ協議会 代表:榎本武彦さん

記念すべき第1話は、舞地区であたごプラザを拠点に多方面で活躍されている榎本武彦さんです。

榎本さんは舞地区の未来を紡ぐ地域活動のリーダーです。豊富な経験と温かな眼差しで、あたごプラザ協議会を牽引し、地域コミュニティに新たな息吹を吹き込み続けています。

今回は「あたごプラザ協議会」の発足についてお話を伺いました。

目次

活動のきっかけ

平成13年、地域には公民館などの施設が2つしかなく、舞地区にはありませんでした。当時、西鳥取にも公民館もなく、「共同でつくろうか?」という意見も出ましたが実現はしませんでした。

そんななか「あたご幼稚園」の閉園があり、市から協議会の設立を条件に活動拠点を得ます。こうして、地域の未来を切り開く第一歩を踏み出しました。

現在の主な活動

榎本さんたちの活動は、完全にボランティアベースで運営されています。

会議で飲むコーヒーさえも有料にするほど、徹底した自主運営を貫いてきました。当時60歳前後の方々が中心となり、施設の運営や地域活動に取り組んできました。

具体的な活動は多岐にわたります。現在のあたごプラザでは、こども食堂やマルシェ、舞校区ミライ会議など、活動の幅を大きく広げています。舞地区の活動拠点として賑わいを見せており、地域の方の憩いの場となっています。

毎月開催される「こども食堂」では、地域の子どもたちに無料で食事と居場所を提供。地元農家と連携した「マルシェ」では、新鮮な農産物の販売を通じて地域経済の活性化に貢献しています。

さらに舞校区ミライ会議では、子どもから大人まで幅広い世代が地域の未来について対話を重ねています。

現在の課題と次世代育成

団体の最大の課題は、メンバーの高齢化と若い世代の流出です。発足から20年以上が経過し、当初のメンバーの高齢化による担い手不足が課題でした。

しかし、榎本さんは独自の人材育成戦略で、この課題に立ち向かっています。

「できることはすぐにする」「いだしっぺ(率先して)が行動する」
というモットーのもと、新しいメンバーには失敗を恐れず、自分たちの力で活動を育てていくことを奨励しています。

たとえば、5年生だけで行うワークショップでは、子どもたちの斬新なアイデアを大切にし、彼らの創造性を最大限に引き出しています。

またLINEグループを活用した柔軟な組織運営も特徴的です。一人がグループを作り、さらにそのメンバーが新たなグループを作るという自然と部会的な組織が形成されていきました。

榎本代表の想い

榎本さんの最大の喜びは、若い世代が地域活動に主体的に参加し、成長していく姿を見ることです。

彼は口出しを最小限に抑え、メンバーの自主性を尊重しながら、温かく見守り続けています。

「自分たちで経験を積み、時には失敗もしながら、活動を自分たちのものにしてほしい」と語る榎本さんの嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。

あたごプラザは、単なる地域活動の場を超えて、人々のつながりを再生し、地域の未来を共に創造する希望の拠点となっています。榎本武彦さんの情熱と先見性が、舞地区に新たなコミュニティの可能性を開いているのです。

今後の「あたごプラザ」の活動にも注目です!

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